台南4 カフェ「双生」と「PariPari パリパリ Apartment」
台湾ってほんとうに「ブランチ」が流行っているんですね〜
どこも似たようなメニューだけれど。こういったお洒落な所は値段も日本とあまり変わらず。一番安いシンプルなこれで190元。他は230元のふたつがありました。
珈琲付きです。
スクランブルエッグにベーコン、パンは2種類。真ん中はドレッシングで
サラダとスープ。このかぼちゃのスープはおいしかった。雨で濡れて冷えたからだに
染みました。
ここのオーナーは2人の男性。ひとりはカタコトの英語が話せたので、
なぜ「双生」って名前にしたの?と聞いてみました。
なぜなら、中国語で「双生」は「双子」という意味。
答えは「僕らは双子じゃないけれど、ある人に双子みたいに似てるね!と言われたのがきっかけなんだ〜」ということでした。なーんだ。双子じゃないのか。
わたしがみた感じでは、現在の雰囲気はあまり似ていませんでした。がふたりともとても穏やかで、笑顔が素敵なイケメン!でしたよ!店内は女性客ばかりでした。
日本もそうですが、こういうところが好きなのは、やはり女性客が多いのかな〜。
トイレが厨房の中にあって、不思議。きちんと清潔に保たれていて、
「花とアリス」(鈴木杏と蒼井優ダブル主演の岩井俊二監督の映画・大好き!)
のポスター。センスのいいお店でした。
このデフォルメイラストと本人たちは全然違います。実物のほうがイケメンです(笑)
カウンターの席にはコンセントとノリタケさんのポスターが。
オーナー達は日本が好きみたい。置いてある本は、デザイン関係。
小日子、ビッグイシューなど。個人的には
Donnerstaga zineというフリーペーパーの発見に興奮!
ドイツ語で「火曜日」という意味ですが、
台湾人がベルリンを取材してつくったものの用です。
文章は中国語と英語併記でした。
しらべても ネット上には全然情報がありません。
もっと制作背景を聞いておけば良かった!
「これは、売り物なの・・・?」とおそるおそる聞いて
「フリーだよ!持っていっていいよ!」と言われたときの嬉しさと言ったら!
入り口は右側の小さなドア。
先に中に入って、紙に名前と連絡先(電話番号)を書いて、順番が来たら電話がかかってくるという仕組みでした。わたしはめんどうなので、入り口となりのベンチに腰掛けて待っていました。ここでどしゃぶりの雨にやられて靴がびちょびちょに。
でもそれを覆すブランチタイムだったので結果よし!
となりの普通の家の窓枠デザインもかなり独特でした。
台湾の建築散歩、かなり面白い!
前に進むと、「雑貨『あ』」という店が。日本の雑貨を取り扱っていました。
まあ日本のならここで見る必要もないだろうと、さらりと流して前へ進みました。
するとやたらお洒落な建物が。
面白そうなので入ってみることに。
名前は「pari pari apartment」パリパリ
という片仮名表記までついています。台湾で「パリパリ」はファッションの意味だそう
入ると左手に小さなアイスクリームワゴン。そしてビンテージショップ。
「さあはいって〜!みていきなよ〜!」と
ノリノリで声をかけてきてくれた若いお父さんは
店主かと思ったら、お客さんでした笑。
こどもと一緒に去っていきました。
小道具がおしゃれ〜。かなりセンスのいい空間です。
ここに置いてある
「台南美術」という冊子。
このNo.4が台南の民芸特集でかなり欲しくなるも
値段が書いていない…。
「これ、売り物?」と聞くと、
アイスクリーム屋の男性と女性があれこれ話し合って、
よくわからんから、詳しい友人に聞くと電話。
1分後くらいに上から男性が降りてきて、
その人が、その「詳しい友人」だった。
急すぎて驚いたけれど、英語でいろいろと説明してくれた。
彼がいうには、これは政府が出版したプロパガンダで、あまり流通していない。
彼も手に入れるのは苦労して、一時期、香港に10冊しか置いていなかった・・・。
などなど希少性を語ってくれた。
そして、もしかしたら、「婦人館」にあるかも!と近くの場所を教えてくれた。
(後で無事、みつけることができ、No.4だけ購入しました。)
1冊120元。No.1~ 5まで出ていて、全部ほしかったけれど、
1冊目は瀬戸内国際芸術祭の話だし、2冊目は坂茂特集。
3冊目は日本の職人特集だったので、4冊目だけ買うことにした。
その「詳しい友人」こと2回の珈琲屋さんのオーナーも
4冊目はvery niceだと絶賛していた。
話をもとに戻そう。このアパートは3階だてで、
3階は民宿になっている。部屋は2部屋あり、ひとつは2人部屋。
(2人で3000元/泊)
もうひとつは3〜5人部屋(値段は聞きそびれた。)
こちらは、畳に布団で、新しい畳のかおりがした。
お〜懐かしい!
お願いして掃除中にも関わらず、部屋を見せていただきありがとうございました。
話の流れで、
日本人かと聞かれて「そうだよ」といったら、
「今朝10時くらいに、BRUTUSの編集部の人が取材に来たよ〜」
と教えてくれた。6月だか7月号の台湾特集に載るそうですよ。
(ってここでばらしちゃまずいかな?まいっか。だれもこのブログみてないし)
これが1階の様子。アイスがとてもおいしそうだたけれど、このとき
お腹いっぱいすぎて、悲しくも断念。
民宿の部屋の様子。
①2人部屋
②3〜5人部屋
注)iPhoneで撮ったので、画質はあまり良くない&お掃除中だったので完璧な様子ではないことをご了承ください。
妹や家族、友達さそって、泊まりにきたいな〜!
珈琲屋のオーナーさんはBRUTUS大好きだそうで、わたしも大好きなので、
ふたりで笑った。ははは。
雨のふるなか、再び街あるきへ。
出逢ったたくさんの建築をいつかまとめたいなあ〜
今日は1〜4まで一気に書いたので、続きはまた今度。
(追記)
pari pari apartment の「鳥飛古物店」の葉(よう)さん、
親切にありがとうございました★ 無事手に入れられましたよ!
Thank you for giving me a lot of interesting information, Mr. You!
住所:台南市永康區忠孝路
410巷85號(對面倉庫)