彰化街歩きツアー City Tour 【概要】
招待していただき、街歩きツアーに参加してきました。
趣旨は、「彰化という街を歩いて昔からの職人の手工業を見て回ろう」というもの。
インフォメーションセンターも兼ねている、「旅・珈琲(Trip Coffee)」
というカフェのオーナーが主催しています。
カフェのWeb ページはこちら:
Facebook :
https://www.facebook.com/tripcafetw/
どうやら5月から本格的に開始したようです。
もともと、彰化出身で、小さな街で台湾でもあまり知られていない
街の魅力をもっとたくさんの人に知ってほしいという願いから生み出しました。
現在、6つのコースがあります。
1 八卦山の生態系を専門の先生と回るコース ※
2 民間信仰をめぐるコース
3 食べ歩きコース
(彰化のB級グルメを食べまくる。量が多いので2人での参加をオススメするそう)
4 媽祖(「そ」は示編なのだけど入力できず)信仰について知るコース
3月の清明節に、台湾中をまそ様がめぐるイベントがありますが、
木の神を燃やすことで、あの世にお金を送るという事をするそうです。
詳しいことは調べてみないとわかりません。すみません。
5 南瑤宮(台中にある):この媽祖信仰に関係する建物の建築様式や文化について
専門家とまわるコース
6 民懂路(みんけんじ)の手工業をまわるコース ←今回参加したコース
★カフェの前の通りの名前が「民懂路(みんけんじ)」です。
※ 彰化には最近できた新しい「空中散歩」コースがあります。けっこうな距離を
緑を見ながら散歩できるコースなのですが、住民にはあまり評判がよくないそう。
しかし、本来の目的は、八卦山の生態系を観察できるという点がミソ。
ところどころに看板があり、わたしはわりとじっくりみましたが、ほとんどの
人は素通り…。専門家と一緒にまわることで、その面白さがわかるかと思います!
10人以上集まれば実施されるそうです。現状では月に1回ほど実施しているそう。
もし10人以上のグループで台湾旅行に来る予定があれば、ぜひ
連絡をとってみてください!オーナー夫婦はイギリス留学経験があり、
外資系で働いていたこともあるので英語が流暢です。
片言ですが日本語もOK
この日は、日本に何回も訪れており通訳案内士(民間の日本ガイドともいわれる国家資格)の資格を持つ石(セキ)さん(台中出身)がいらっしゃったので、通訳していただきました。
本を書くときの名前は「酒雄(さけお)」さん、だそう。
最初に聞いたときは「え!?」酒が好きなのかな〜と思いました。
まず、日本人には付けない名前ですよね。台湾人の日本語名には、たまに驚かされます。
彼の公式ホームページはこちら:
彼は日本旅行に関する書籍を既に3冊出版しており、
来月には、日本でのレストランでの注文の仕方に関して書いた本を出版予定だそう。
日本で2万種類ぐらいの食べ物にトライして書き上げたそうなので、
きっと大作になるでしょうね。わたしも発売されたら、チェックしてみます。
さて、今回の参加者はもうひとり、最近書籍を出版したばかりの
Aさん。(名前を失念。)
かつて日本統治時代に作家活動を行い、台湾文学の立役者として知られる
「〜」さんの資料館がある「基金」の女性とそのご主人。
途中でカメラマンの男性(名前を聞き忘れてしまった)が加わり、
計7名でツアーがスタートしました。
これくらいこじんまりしているといいですね。
以前、Leipzig(ドイツ・ライプツィヒ)の「日本の家」のWSで
Eisenbahn Strasse (アイゼンバーン通り)沿いにある、様々な店や場所を
訪れました。そこはロシア移民、トルコ移民をはじめ、
シリア難民のための活動施設や、キオスク、商店、インビス、
レストランなどがありました。
彰化の場合は、昔ながらの個人商店が立ち並んでいました。
【今日のルート】(手工芸をたどるルート)
①カフェのオーナーさんの実家の両親が営む漢方薬局。
②右手にかつての市場
(なんどか火事にあい、現在は運動場と内輪でカラオケを楽しむ場所)
③歴史ある提灯専門店(東京都美術館の書道展に7年連続で出品し続けている)
④小さな花・植物専門店
⑤53珈琲(④のとなりにある。ここで小さな植物入れをつくるWS)
⑥刺繍屋さん(長崎のランタン祭りの注文を受け付けた記録も!)
途中雲行きがあやしくなりましたが、なんとか雨がもってくれました。
彰化は他のまちにくらべてもかなりの密度で、廊(日本で言う神社・寺のような場所・
長崎にも「孔子廊」がありますね)があります。
あまり気にしたことはありませんが
宗教が身近にある街。(日本と同じで若者はあまり行かないそうですが)
それから、ほそーい路地がたくさんあります。
路地好きにはとても楽しい街!
今日、はじめて発見した道もたくさんありました。
(また一人であの場所に行けるかは不明)
休みの日は歩いて、路地を発見していきたいなあ〜とあらためて思いました。
詳しいツアーの内容は、次の記事で書きます。
追記;
hidatakayama-maria.hatenadiary.jp
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