台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

建築好き必見!台中の伊東豊雄デザイン 台中歌劇場

f:id:mmaarriiaa:20171212114800j:plain


台中駅から300番台のバスに揺られて約30分。大きなデパート、三越の前で降りて、左の道を少し行くと、大きな曲線を組み合わせた、建物が見えてきます。


これは日本の建築家、伊藤豊雄さんがデザインした、台中国立歌劇場です。


以前夏ごろにも訪れているのですが、今回は2回目です。

変わったところと言えば、12月なので、関内にクリスマスリースや、クリスマスツリーが飾られていたことです。


もし今日の公演が見られれば、何かみようかなぁと思っていたのですが、チケットは全て売り切れ。と言う事だったので、ぶらぶらと館内を回ることにしました。


関内のデザインショップには、様々な書籍や、雑誌、木工作品などが販売されています。フランスのヴィンテージ物のグッズもありました。また、ミニチュアの木工関係のものを手作りできるワークショップスペースもあります。



それから、実験室を模したカフェもあります。飛騨産業の家具があると聞いていたので、探してみたところ、ありました。


ちなみに、ここのスタッフに、飛騨産業の数はどこにありますか。

と聞いたところ、ないと言われたのですが、飛騨産業と言うのは名古屋の近くにある会社ですよね?と聞かれたので、あーこのスタッフはちゃんと会社の存在を知っているのだと思いました。


f:id:mmaarriiaa:20171212115356j:plain


これがその椅子です。


 1つ残念だったのは、IKEAの高さの合わないテーブルと合わせられていたことです。色味を見せたつもりかもしれませんがちぐはぐな印象を受けました。このカフェ自体様々なブランドの家具を用いており、それが1つの特色だったのかもしれませんが、やはりチェーンの家具と、手作りの家具を合わせるのは難しいと思いました。


実際に座ってみましたが私にはテーブルの高さが高すぎてあまり落ち着けものではありませんでした。ましてやケーキを食べる時に、ちょっと食べづらいと思います。


f:id:mmaarriiaa:20171212115626j:plain


f:id:mmaarriiaa:20171212115654j:plain


まぁ、私よりも座高が高く、へその位置がもっと高ければ、ちょうど良いのでしょうが。


ちなみに、このほかにも長テーブルに、同じ椅子が使われていましたが、すべてお客さんで埋まっていたので、写真は控えました。


お客さんはほぼ全員背中を丸めて、携帯電話をいじっていました。


f:id:mmaarriiaa:20171212115840j:plain


f:id:mmaarriiaa:20171212115857j:plain


椅子の裏のラベルです。2016年に納品されたんですね。

VVG LABO というのは、ここのカフェの名前で、歌劇場全体のデザインショップの運営先もこのVVGという会社です。本社は台北にあるようです。


ちなみにここのカフェのお値段は、台湾の相場に比べてめちゃくちゃ高いです。確かに雰囲気は良いのですが、台中市内にはたくさんカフェがありますので、よほど時間が押していない限り、こちらは見てもあるだけにしてもよさそうです。


ちなみに歌劇場館内には、フリーWi-Fiが飛んでいます。


f:id:mmaarriiaa:20171212120313j:plain


f:id:mmaarriiaa:20171212120347j:plain


台湾オリジナルだそう。

私もネット検索して、日本語バージョンは見当たらなかったので、思い切って購入しました。お値段は、350元です。


メインは伊藤豊雄さんの台中歌劇院ですが、後ろのほうに、他の日本人建築家の作品が掲載されています。

個人的には、SANNAの作品が好きなので、彼らのドイツに作られた、大学のデザイン棟関する記事があって非常に嬉しいです。今のところ、この本は別の本屋で見たことがなく、こちらで購入するのが、1番手っ取り早いと思います。