台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

Linkage Short Film Festival 2017

ちょっと前に、

Linkage Short FIlm Festival 2017

に出品してみました。

初めて作った映像作品。

 

youtu.be

 

 

 

他の方の応募作品と比べると、拙く、非常に恥ずかしいのですが、

次はもっといい作品が作れるよう頑張ります。

いろいろとツッコミどころがあるかと思いますが、

ぜひみてみてください。

 

リンク:

linkagefilm.jp

 

また、妹がブログで取り上げてくれました。

インタビューありがとう!

彼女のブログは、私のブログなぞよりも素晴らしく、

ヨーロッパで音楽留学をしたい!

プラハに住んでみたい!

という方には非常にオススメなのです。

「とりさん」「チェコ

google検索するとトップに出てきます。

 

わたしについての記事はこちら。

tori-san.hatenadiary.com

 

ただの宣伝で終わるのもなんなので、

このコンテストで課題になっていた詩について言及したいと思います。

 

フェスティバルの趣旨

「リンケージフィルムフェスティバル」は今までにない新しい形のプロジェクトです。ぜひ沢山の方に参加していただきたいと思っています。ヨーロッパと日本の2つの文化圏を結びつけ、その相違点、共通点そしてつながりを一緒に発見しましょう。
応募作品は、リンケージフィルムフェスティバルのホームページ上で公開されます。第二回目となる今回は、詩人Hilde Domin (ヒルデ・ドミン、1909年-2006年)の一篇の詩『Nicht müde werden(あきらめないで)』をテーマとして掲げ、この詩からインスピレーションを得た作品、あるいはこの詩のイメージとつながりのある作品を募集します。

 

いうことで、わたしは、台湾の路地裏を自転車で走りながら

撮影した映像のバックにこの詩を、どーんとただ載せただけなのですが・・・・

今、振り返ると、もう少し詩を解釈し、映像に散りばめればよかったと

思います。何せ、締切日に気づいたのが前日で、徹夜で仕上げたため

ちょっと焦りが入ってしまったのです。

やはり、じっくり、熟成させた方が、より良いものになったかもしれません。

 

Nicht müde werden
Nicht müde werden
Sondern dem Wunder
leise
Wie einem Vogel
Die Hand hinhalten

試訳『あきらめないで』
あきらめないで
まるで小鳥に差し出すように
奇跡に
そっと
手を差し伸べて

 

ちなみに、直訳しようとすると・・・・

① Nicht müde werden

疲れてしまわないで。

*müde :疲れる。転じて、眠いという意味。

 werdenは受動態ですね。

例文:ich bin shon müde!  もう疲れたよ〜、眠いよ〜 



② Sondern dem Wunder

じゃなくて、奇跡に

*Wunder は英語で言う「ワンダー」つまり奇跡

*Sondern は「そうじゃなくて」

例文:Ich habe keine Katzte, sondern ein Hund.

           わたしが飼っているのは、猫じゃなくて、犬だよ。

また、Wunderは複合形容詞「Wunderschoene(とても素晴らしい)」

など褒め言葉的な形容詞として使われたりします。

 

③ leise

静かに・・・

そっと・・・

 

ちなみに対義語は laut(うるさい)です。

 

 
④ Wie einem Vogel

まるで鳥のように。

WIe~は〜のように。です。便利な単語です。

例文:Ich moechte wie du werden!   君みたいになりたい!

   Er sieht wie ein Hund aus.    彼は犬みたいに見えるね。


⑤ Die Hand hinhalten

手を差し伸べて。

 

 

 

以上です。わたしはあまり「ドイツ語の詩」を読んだことがなく、

語順の関係や、細かい解釈がわかりません。

文学や詩は、音楽や絵画と同じように、鑑賞するためには

ある程度の知識が必要です。

つまり、学ばなければ、その素晴らしさがわかりません。

機会があれば、「ドイツ詩」について、勉強してみたいです。

 

詩を書いた

Hilde Domin は女性で、

WIkipediaによると、

ユダヤ人とドイツ人の血が流れているようです。

 

ケルン生まれ。

ケルン人は、よく道端で気軽に話す、一見フレンドリーな人たちだが、

実はそれは表面的で、中身をなかなか見せてはくれない・・・・

と知り合いのドイツ人が言っておりました。

それぞれ、地域によってドイツ人の性格も違うようです。

 

ハイデルベルクで暮らしたそうです。

ハイデルベルクは古都ですね。

日本人在住者も非常に多いまちです。

学生もたくさん留学しています。