衝撃的だった現代アートのExibition【プラハ】2017年12月
展覧会の正式名称がわかりませんが、ポスターは上の写真です。
川沿いのほとり。裏には劇場。そのお向かいにはデザイン系の芸術大学が
あります。実は、当初の目的は、この芸術大学内の無料の展示でした。
しかし、運悪く展示替え中。
守衛のおじさんに聞いても、彼は英語がわからない・・・。
困っていたら、長身の穏やかなチェコ人学生がやってきて、
通訳してくれました。彼は建築学科だそう。
あんな素敵な人と付き合って見たいなあ〜とほんの2、3分の会話
でしたが、人柄の良さがよくわかるひと時でした。
で、その彼に「ここがダメなら、どこかオススメの展示ある?」と聞いて
みたのでした。そうしたら、すぐ近くのこのエキジビションを
教えてくれたというわけです。
大学の展示スペースの前には「GARELIE UM」(ギャラリー芸術大学)
芸術大学らしく、入り口そばに冊子の展示。守衛室の向かいには雑多に
モノが置いてあり、掲示板も。芸大はどこも掲示板すらアートに見えますね。
眺めているだけで楽しかったです。
さて、本題に戻りましょう!
ここには色々と衝撃的な展示がたくさんありました。
若者が多かったです。どこかの高校の団体がきていて、はしゃいでいました。
まず入ると、最初にあった作品はこちら。
迫力があります。時々、灯りが灯っては、また消えて・・・の繰り返し。
隣の部屋に移動します
配線が所狭しと・・・
時折、立体的に空間に飛び出たものは、何かの生き物を表現しているのでしょうか。
さらに、隣の部屋へ移動します。
無生物であり、それも役に立たないガラクタのようなものが集まって、
有機的なものに変換されたような感覚です。
奥に見える有機的なもの。この中は空洞になっていて、
人が2人ほど座れるようになっていました。
この時は、高校生の団体の女の子が二人座っていました。
おそらく、中から見えるものと、外から見えるものは違うのでしょうが、
私は座るチャンスがなかったので、わからずじまいです。
さて、この周りの部分は、上に上がれるようになっていました。
そこに展示されたのは、まるで「標本」
電子部品がまるで植物のように、採集され、名前を書かれ、そして展示されて
いました。カラフルな色合いと、電子部品と植物という、
変な組み合わせなのに、本当の植物学者の研究室にいるような感覚になりました。
上の方にもなにやら空き缶やビンが並べられています。
これは、空間というか、元々の壁の作りを生かした展示だなあと思いました。
さて、下に降りて、次の部屋に向かう時に、一番衝撃を受けたのはこちらです。
卵型でピンク色で、シワがたくさんよった何か・・・・。
わたしは、しばらくこれに惹きつけられて、目が離せませんでした。
この足もなかなかの衝撃でした。
そして、小さな階段を登り、次の部屋へ進むと・・・。
積み上げられた本と、不思議な生物が。
まずは、動画をご覧ください。
見ていたら、急に動き出したので、驚きました。
てっきり「静」の展示のみだと思い込んでいたもので・・・・
地球儀に枝が生えていて、この物体が3体ほどありました。
そして、なんの脈絡もなく動き出すのです。
止まる時間もバラバラ。どうプログラムされているのか・・・・?
このように、大人の男性の背丈くらいの高さがあります。
170センチ以上はあったと記憶しています。
この動きが、心をざわざわさせる感じです。
そして、入った時に本だと思ったのは、小麦粉?らしく、
床には粉が・・・・
フォ!脳みそ〜が!ニューロンが配線。これは好きな作品。