台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

衝撃的だった現代アートのExibition【プラハ】2017年12月

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展覧会の正式名称がわかりませんが、ポスターは上の写真です。

 

川沿いのほとり。裏には劇場。そのお向かいにはデザイン系の芸術大学

あります。実は、当初の目的は、この芸術大学内の無料の展示でした。

しかし、運悪く展示替え中。

守衛のおじさんに聞いても、彼は英語がわからない・・・。

困っていたら、長身の穏やかなチェコ人学生がやってきて、

通訳してくれました。彼は建築学科だそう。

あんな素敵な人と付き合って見たいなあ〜とほんの2、3分の会話

でしたが、人柄の良さがよくわかるひと時でした。

で、その彼に「ここがダメなら、どこかオススメの展示ある?」と聞いて

みたのでした。そうしたら、すぐ近くのこのエキジビションを

教えてくれたというわけです。

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大学の展示スペースの前には「GARELIE UM」(ギャラリー芸術大学

 

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芸術大学らしく、入り口そばに冊子の展示。守衛室の向かいには雑多に

モノが置いてあり、掲示板も。芸大はどこも掲示板すらアートに見えますね。

眺めているだけで楽しかったです。

 

さて、本題に戻りましょう!

ここには色々と衝撃的な展示がたくさんありました。

若者が多かったです。どこかの高校の団体がきていて、はしゃいでいました。

 

まず入ると、最初にあった作品はこちら。

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迫力があります。時々、灯りが灯っては、また消えて・・・の繰り返し。

 

隣の部屋に移動します

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配線が所狭しと・・・

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時折、立体的に空間に飛び出たものは、何かの生き物を表現しているのでしょうか。

さらに、隣の部屋へ移動します。

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無生物であり、それも役に立たないガラクタのようなものが集まって、

有機的なものに変換されたような感覚です。

 

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奥に見える有機的なもの。この中は空洞になっていて、

人が2人ほど座れるようになっていました。

この時は、高校生の団体の女の子が二人座っていました。

おそらく、中から見えるものと、外から見えるものは違うのでしょうが、

私は座るチャンスがなかったので、わからずじまいです。

さて、この周りの部分は、上に上がれるようになっていました。

そこに展示されたのは、まるで「標本」

電子部品がまるで植物のように、採集され、名前を書かれ、そして展示されて

いました。カラフルな色合いと、電子部品と植物という、

変な組み合わせなのに、本当の植物学者の研究室にいるような感覚になりました。

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上の方にもなにやら空き缶やビンが並べられています。

これは、空間というか、元々の壁の作りを生かした展示だなあと思いました。

さて、下に降りて、次の部屋に向かう時に、一番衝撃を受けたのはこちらです。

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卵型でピンク色で、シワがたくさんよった何か・・・・。

わたしは、しばらくこれに惹きつけられて、目が離せませんでした。

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この足もなかなかの衝撃でした。

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 そして、小さな階段を登り、次の部屋へ進むと・・・。

積み上げられた本と、不思議な生物が。

まずは、動画をご覧ください。

youtu.be

 見ていたら、急に動き出したので、驚きました。

てっきり「静」の展示のみだと思い込んでいたもので・・・・

地球儀に枝が生えていて、この物体が3体ほどありました。

そして、なんの脈絡もなく動き出すのです。

止まる時間もバラバラ。どうプログラムされているのか・・・・?

 

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このように、大人の男性の背丈くらいの高さがあります。

170センチ以上はあったと記憶しています。

この動きが、心をざわざわさせる感じです。

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そして、入った時に本だと思ったのは、小麦粉?らしく、

床には粉が・・・・

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フォ!脳みそ〜が!ニューロンが配線。これは好きな作品。