台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

台湾・青春映画と台湾地震

台湾青春映画やドラマを好きでよくみるのですが、そこには台湾の歴史と切っても切れないものがあります。台湾で大きな出来事といえば、1999年の9月21日に起きた大地震。私がそれを知ったのは「あの頃、君を追いかけた」をみたからです。

それまで、台湾にこのような大地震があるのを知りませんでいした。記憶に新しい花蓮だけでなく、日本と同様に地震国であるんですね。圧倒的に小さな地震は日本の方が多いですが(私は関東出身なのでこういえますが、九州のプレートがない県などの人に地震について話してもピンとこないことがあります。)

921大地震について (Wkipedia)

https://zh.wikipedia.org/wiki/921%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87

WIkipediaで恐縮です。

 

(1)「あの頃、君を追いかけた」

 説明は必要なしの大ヒット映画。私のブログのタイトルである「彰化」が舞台であります。好きすぎて台中の二手書(古本屋)でDVDボックスを買ったくらいですから。

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 この映画では、二人が別れて別々の大学に通っている頃、お互い、大学寮で地震に遭遇し、なかなか繋がらないガラケーの電波を求めて走って。電話をしあうという切ない場面です。

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こちらの映像の3:32あたりのシーンが、その大地震が起こった時のシーンです。(このMVは映画のよさが目一杯詰まっていて、時間がないときでもまた観たくなった時に見返して、心を満たしております。)

 

hidatakayama-maria.hatenadiary.jp

 

直接影響は受けなかったものの、実は私が台湾に住んでいた2017年8月15日にも台北で大停電が起きています。地震とは違い、人為的なものではありますが、かなり大変だったようです。中部に影響はありませんでしたがニュースを覚えています。

さて、話を元にもどして、1999年の大地震は最近記事を書いた「Some day or One day」にも少し出てきます。やはり、大きな自然災害を経験すると人は変わります。日本人にとっての2011年の311のように。

挿入歌がおすすめで す。有名なのはエンディングにも流れるおなじみ

胡夏 Xia Hu - Those Bygone Years 那些年

ですが、主人公役の女の子が演じた「陳妍希」が歌う「孩子氣」もおすすめです。声が透き通っていて、とてもきれい。しかしタイトルが「幼稚な」というのはかなり直接的ですね笑。台湾の歌を聞いているとよく「溫柔」という歌詞が出てきます。優しい、みたいな意味でしょうか。MayDay五月天も「溫柔」を歌っています。(こちらもおすすめ:孫燕姿 × 五月天 ふたりで歌ってるやつがいです)この歌詞の中では、「溫柔的孩子氣」と言っているので、幼稚さをポジティブに捉えているような印象を受けます。

孩子氣 - 陳妍希

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 五月天の「溫柔」も載せておきます。よくみると温と字が違うんですよね。繁体字

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(2) 16個夏天

すみません。私は観ていないのですが、調べてみると台湾大地震が影響したシーンがああるようです。大地震の前の7月に大停電もあったそうで、これをみると当時のことがよりわかるかもしれません。

参考にしたブログ

http://tanakamiho.net/different-way/1673/

これは「カルフール」でしょうか。台湾に行ったことがなければ、屋台だけでなくこういう大きな店もあるんだなと実感できると思います。台北ならIKEAも街中にありますし。

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こちらは長いですが、5:03あたりに台湾大地震のシーンが出てきます。この挿入歌を聞いてすぐ、Ericとわかった私も、すっかり台湾ドラマに慣れてきたなと実感してしまいまいした(笑)

Eric周興哲《以後別做朋友 The Distance of Love》

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以下はただの青春映画です。台湾大地震1999・9・21の関連性はありません。もともと、この記事は台湾青春映画・ドラマを自分メモとしてまとめようと描き始めたので。見つけたら追記していきたいと思います。

 

(3)「若葉のころ」

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(4) 我的少女時代

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<番外編1>

台北の朝、僕は君の恋をする」

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こちらは、正直言って、全く台湾ぽくない映画です。これを初めて観たときは、今ほど台湾のドラマや映画を観たことがなく、しかも台湾に住む前だったので、全く台湾の知識がない状態で観ました。めちゃくちゃヴィム・ヴェンダース色が満載です。音楽といい、撮り方も含め。しかし、再び予告を観てみると、台湾らしさも切り取られており、この映画をみて行ってみたくなり、実際とても雰囲気がいい「誠品書店」も出てきます。本屋好きな人、ぜひぜひみてみてください。コメディサスペンス要素もあります。さらっとしていて、あまり考えなくてすむような映画です。といったら怒られるかな。男子がご飯屋さんで働いている(実家)という構図はよくあるので、そこにも台湾らしさがありますね。

 

<番外編2>

前記事でも書いて「」では、セリフで1999のことは、本当にちらっと一度言及されただけですが、今私の中で大ヒット中のドラマなので、17分の長い予告編を載せておきます。

《想見你》終極版片花 / Someday or One Day 17mins Trailer

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