台中 旧BRTについて
台中の街に行くと、青いレーンのバス専用道が目につきます。
(ただし、台中駅周辺はなし。)
2014年にBRTとしてオープンしたそうですが、
2015年にはやくも廃止。
原因は、路線バスが通れなくなったことにより、
より渋滞がひどくなったことや、
乗り換えが複雑になり、市民の不満が続出したからだそう。
私はブラジルのリオデジャネイロで同じシステムをみて、
とても快適に運行され、市民も満足しているようにみえたのだが…
なぜ、台中では上手くいかなかったのだろうか。
リオでは、路線バスとBRT(Transporte Rápido por Ônibus)、そして地下鉄の
相互乗り換え、接続がスムーズにいくように計算されていたように思う。
まあ、リオはオリンピック期間中であったから、一般車道の規制などは
通常状態とは違ったのだが…、
Express と 普通にわかれていて、きちんと乗り場も隣同士でわけられていた。
従って、リオのBRTは初めてでも、わりとわかりやすかった。
ドアが壊れていたり、バスのマドが割れていたりと、
見た目の問題や、車内が非常に混みすぎてとても苦しいという
体験もしたが、おおむねバスの運行という点では問題なかった。
きちんとBRTと路線バスの区分けがなされていたのだろう。
台中はまだ数回しか、行ったことがないが、
駅前はとにかく人が多い。
渋谷駅前を想像してもらえばわかるだろう。
私が人生のなかで、あまりみたことがない民族もたくさん見かける。
東南アジア諸国から来た人たちなのか、
中国語ではない言葉を話している。
★耳寄りメモ
台中駅から、Easy Cardがあれば、(日本のPASUMOやSuicaのような交通カード)
10キロ以内は無料でバスに乗ることが出来る。
EASY CARDはセブンイレブンで購入、チャージができる。
キーホルダー型もあるので、いつか手に入れたいところ。
カードよりも小さくて場所をとらないし、出し入れしやすい。
ちなみに、台湾のセブンイレブンと無印は提携していて、
文房具などが買える。(日本ではFamily Martだけれども)
駅といえば、不良っぽい若者達がたむろしている。
とくに週末。ちょっと人種も違うような気がするのだ。
言葉も違う。音楽をながしたり、たむろってしゃべっている。
地方都市のヤンキーみたいな感じ。
あまり関わりたくないので、足早に通り過ぎるようにしているが、
彼らが何を目的に、駅前でたむろっているのか、
ちょっと気になる今日この頃。