台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

最近考えていること

なんだか、アパートの廊下に転がるゴキブリ日に日に増えていることに

恐ろしさを感じる今日この頃である。

この間は、家に入ろうとしたら、ドアの下の隙間から、ヤモリが入っていく場面を

みて、なんだ、ここから入ってきていたのか、という事実を知ったばかりである。

ヤモリやクモならいいけれど、ゴキブリとアリはなるべく部屋に入ってきてほしくない。

 

さて、最近考えていることをちょっと描いてみようと思う。

まずは、趣味のフィギュアスケートについて。

台湾ではスケートはさほど人気ではないので、滑るとしたら

台北まで行かなければならない。

台北のリンクにいくと、小さい子どもから定年後のおじさままで、あらゆる世代の

人が滑っている。大人スケートもわりかし人気みたいだ。

アニメのユーリオンアイスの影響もみて取れる。

開始当初は、スケートリンク場で座っている人たちの動画もアップされていたが、

最近では選手コースのようなものもあるようで、クラブチームのジャケットをきている女の子もいるし、男の子でもダブルジャンプを飛んでいる子たちが何人かみられる。

私はというと、あまり上達はしていないが、今度いくとしたら、スケートの盛んな国へいきたいと思う。

 

さて、次に、街並みのことについて。

日本と違うと思うのは、やはり道路に所狭しと主張する看板だろう。

なぜこんなに圧迫感を感じるのか考えてみると、

台湾の看板の文字はとにかく「大きい」

この一言に尽きる。日本より何倍も大きな文字で主張しているものも多いし、

背の低い位置に設置されているので、より圧迫感を感じるのである。

昔の写真をみると、日本の統治時代などは、ほぼ日本と変わらない様子で、

どうしてこのような街並み形成に発展してしまったのかきになるところだ。

台北などの大都市だけでなく、台湾全土でこうなのだから。

 

読みたい本がある。宗教ツーリズムについて。

 

 

宗教とツーリズム―聖なるものの変容と持続―

宗教とツーリズム―聖なるものの変容と持続―

 

 

台湾のこの小さなまちにも非常にたくさんの宗教が混在しており、

キリスト教仏教、日本の天理教もある。

孔子廊は何に当たるのだろうか。

とにかく、2月から4月にかけて、宗教的な祭りが集中しており、

爆竹が町中に鳴り響く日が少なくない。

この本は高いし、電子書籍もないので、台中の紀伊国屋もしくは

台北ジュンク堂に行かないとないのかなあと思っている。

また、彰化に関してはこんな本がある。

 

 正直、書店でも見かけないので、どうやって見ようか考え中。

ちなみに、彰化や台中から日本統治が終了後に、日本へ渡った家族も多いと

言われている。特に沖縄や大阪などへ。

今年だか昨年だかに作られた沖縄の大家族のドキュメンタリー映画

彼らも確か彰化からの移住組だったと記憶している。

うん、これだ

「海の彼方」

twitter.com

 

それから、台中より南に行けばいくほど、方言率が高くなると言われている。

簡単にいうと、台湾語である。市場などを歩くと、聞きなれない言葉がたくさん

聞こえてくるが、これは台湾語なのだと知った。

例えば、中国語で日本人は「リューベンレン」(あえてカタカナでかいてみる)

これを台湾語でいうと「リップンラン」のように聞こえる。

(あくまで私の耳の聞き取った発音)。

中国語もわからないのに、台湾語になるとなおさらわからない。

しかし、なんとか生きています。

 

こちらにきて、5ヶ月が経とうとしていますが、時々

中国語の世界から逃げたくなることはある。

語弊を恐れずにいうならば、耳障りに聞こえてしまう。

ああ、ドイツ語などのヨーロッパ言語が懐かしい。

自分が聞いていて心地よく感じる言語の国に住むことって

結構大事な気がします。ドイツにいるときは、私はドイツ語が好きなので、

パン屋で注文する声をきくのも好きでしたし、

ラジオでメルケルさんのスピーチを聞くのも好きだった。

内容は別として、響きがいい。

私にとって、肌にあう言語と言えるだろう。

ルーマニアにいた時も、滞在先が、ルーマニアとドイツのハーフ家庭だったので、

朝はいつもドイツ語のラジオがかかっていて、すごく心地がよかった。

 

そうそう、もうひとつ、落ち着かないのは

木工家具が全然ないこと。カフェの椅子なんかは木であることもありますが、

椅子が木なのに、テーブルがプラスチックという変な組み合わせであることも

少なくない。カフェとして頑張っているんだけれど、行かんせん、

家具の組みわせセンスが変!

もちろん、いいところもあるんだろうけど・・・。

で、床はビニールが多く、木の床なんてみたことがありません!

しばらく、木工が盛んな飛騨地方に暮らしていたこともあり、

家具がいいと、気持ちがいい、という生活を知ってしまったからこそ、

今の状況はちょっと居心地が悪い。

暑いから、床がひんやりしているのはいいのだけど

(スペインもそうだったしね)

スペインでは、天井に必ず大きなファンがついていて、クーラーはないけれど、

空気をかき回すことができた。しかし、台湾は、なぜかクーラーだけ。

(暖房なしの冷房のみ!)自然派志向なので、

クーラーはいいけど天井ファンが欲しいよー。

まあ、それぞれ土地にあった、やり方があるので、文句ばかり言っても

始まりませんが。

 

台湾のいいところは

とにかく物価が安いことですかね。台北は高いらしいですが、台中以南は

安いですよ。それから、大阪のおばちゃん的な、図々しさと、

人との距離感の詰め方が好きな人には向いているでしょう。

私は正直、あまり好きではありません。

ご飯は美味しいです!これがせめてもの救い。

食べ物が美味しければ、まあハッピーに暮らせますから!

ご飯は安いし、食べ物ライフを充実させたい人はぜひ。

 

 

 

 

 

しかし・・・

私は・・・・

来年はヨーロッパへ行きます!(ここに宣言しておこう)

 

 

 

 

以上、今思っていること

と言ってもあまり中身がないですが、書いてみました。

とりとめのない文章を読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

最後に私の好きなドイツ語を・・・

 

Komm gut nach Hause! 

家に帰る時、友達とバイバイするときに・・・

「気をつけて帰ってね!」

という意味です。

友達にぜひ使ってみてください^^