小さな小学校訪問 (2017/11/22)
私の職場は、語学部門だけでなく、社会福祉のセクションもあります。なので、ソーシャルワーカーが何人かおり、
ボスに誘われて、同じ県内の一番南に位置する、大城郷の小学校へ見学に行ってきました。
彰化市の中心地からは車で1時間ほどです。
往復2時間!
この小学校はいわゆる、「学童」を行なっています。
放課後、共働きの両親の子供達が、一つの教室で宿題を
したり、自習したりしています。
公立の小学校ですが、19時まで開いているそうです。
また、貧しい家庭の子供達が多いので、
私の職場が弁当やパンなどを無料配布しており、
スタッフが毎回届けに行っているそうです。
子供達は受けとった弁当を美味しそうに食べていました。
中には、4年生なのに、5〜6歳にしか見えないくらい痩せた女の子もおり、切実な問題だと感じました。
しかし、みんなとにかく元気で、話しかけてくるし、
心が暖かくなりました。
今回連れて行ってくれたボスも週に1回、県内の
小学校を順々にまわっているそう。
今回訪れたのは、全校生徒40人弱の小さな小学校。
2階建てのこじんまりした校舎です。
ついた時には2人の男の子が校庭を駆け回っていました。
ちなみに、国民小学校は、いわゆる公立小学校のことです。校長室にも挨拶に伺い、お茶をいただきました。
校長室でも二人の子供が学習していました。
全部、漢字なので、難しく見えます・・・。
かろうじて、算数ならわかるかな・・・?
会話も、ほとんど台湾語なので、全然わかりません。
私が今のところ、私の知っている台湾語は
「ドウシャー(多謝)」ありがとう
「パイセー」ごめんなさい
「ワーシー リップンリェン」我是日本人
私は日本人です。・・・・くらいですので・・・・。
入り口近くにあった植物。
鮮やかな紅色。なんという植物でしょうか。
帰り際に、ボスがギターを演奏し、
カエルの歌を披露して帰ってきました。
男の子たちはやはり最後の「グワッグワッ・・・
げろげろげろげろグワッグワッグワッ」のところが
気に入ったようで、なんども言っていました。
男の子ってこういう「音」が好きですよね。
ハモり部分まで披露できたらよかったのですが、
時間がちょっと足りませんでした。
ギターもできたらこういうとき、大活躍だなあ。
ちょっと練習してみようと思いました。
三線はちょっといけるんですけどね。
さて、
行き帰りに見えたのは広がる田んぼの風景。
コンビニもありません。
店もありません。
でもアヒルは大量(笑)
田んぼの合間、合間にアヒルの池があり、
風が強い日でしたが、それに逆らって泳ぐアヒルや
水を飲むアヒルなどがたむろしており、面白かったです。
食用なんでしょうか・・・・・?
見えづらいですが、遠くに見える白い群は全てアヒル。
帰りに、オススメの牡蠣の店へ。
店内には大きな水槽があり、カニやエビが大量に!
注文を受けると、そこからとってすぐに調理。
この店はボスが、小学校の校長先生に聞いて、
一番のオススメらしいです。
入り口すぐにキッチンがあるので、眺め放題。
揚げたての牡蠣入りのもの、イカ入りのものをいただき、
またたっぷり牡蠣が入ったスープもいただきました。
実は、わたしの住んでいる地域は牡蠣の産地なのです!
だから、牡蠣のスープやら、牡蠣の麺やら、
牡蠣関連の料理が充実しています。
しかし、今は旬ではないらしく、牡蠣は小ぶりでした。
手作りソースもとにかく美味しい。
揚げたてに合います。
今日は行きにも杏仁茶(まさに杏仁豆腐の味。風邪やお肌にいいそうです)も奢っていただいたので、至れり尽くせりです。ありがたいです。こうやって、人に聞かないとわからないこと、まだ見たことがないものや食べ物がまだまだたくさんあるので、嬉しい限りです。
メニューです。「蚵仔」が牡蠣。
こんなところに一人でくるのはまず無理だろうなあ。
西側は海なので、晴れていれば、夕日がとても美しく見えるそうです。この日は決して曇りではなかったのですが、
夕方になって雲が増えてきて、残念ながら綺麗な夕日は見られませんでした。リベンジしたいところです。