2017年12月 考えていること
最近のブログがただ、写真を載せて、ここへ行った、これを食べた、という至極単純なものになってしまっていることに対して、自戒も込めて、台湾生活を振り返ってみます。
2017年もそろそろ終わりますね。
わたしが台湾へ来て、はや9ヶ月。
耳にする中国語の意味がなんとなく、わかる時が増えました。
それでも、ほぼわからないんですが。
数字や簡単なことなら、話の流れで掴めるように。
ただ、未だに苦手なのは、女性たちのおしゃべり。
わたしの周りの台湾人は、トーンが高く、ソプラノの声を持ったひとばかりで、彼女らが昼休みにおしゃべりしているだけなのに、それが非常にストレスになっています。
対して、男性が喋る中国語は大丈夫。もともと、高低アクセントの日本語に対し、中国語は強弱アクセントの言語なので、とにかく怒鳴っている、もしくは、強く聴こえると感じるのは、当たり前なのです。
なるべく、中国語が聞きたくないために、仕事前は家にこもってしまうので、中国語の伸びは非常に遅いです。
音と匂いに昔から敏感で、そういう意味では、台湾は非常に生きづらい環境です。
まず、音に関して言うと、
人の話し声に加えて、
オートバイの騒音、
自動車のクラクション。
日本では、クラクションをむやみやたらに鳴らしてはいけない。と教習所で習いますが、台湾は御構い無し。うっかりよそ見をしていると、目の前でパーっと鳴らされます。
歩行者優先、
なんて言葉は存在しません。
我先にと。
信号無視も、かなりの確率で見かけます。
そして、ごみ収集車の音楽。
理由は台湾のゴミの捨て方にあります。
ごみ収集車は、毎日午後1時から6時頃まで、町中を大音量で
または、もう一つの定型音楽(曲名不明)を鳴らしながら走ります。
その音楽が聴こえたら、店の従業員や、うちの人がゴミをもって出て来て、自分で、ごみ収集車に放り投げなくてはいけないのです。
そのため、ごみ収集車は非常にゆっくり走りますし、うちの中にいても聴こえるように、大音量で流すのです。月曜日から土曜日まで、毎日、5時間、ずーっと、ずーっと聴こえます。今は、耳の中でずーっと流れていて、軽くノイローゼになりそうです。
わたしの中では、これは公害です。
まあ熱帯で、ゴミを外に出しておけば、たちまち異臭をはなちますから、仕方がないのですが…。
12月になった今でも、あちこちでゴキブリホが歩いていますから、信号を渡る時に、自転車で轢きそうになり、ヒヤッとすることもしばしば。
虫関連でいえば、蚊もまだ飛んでいます。今年は蚊に刺されの跡がたくさん残ってしまい、自分でも気持ちわるいです。
2つ目の匂いですが、
臭豆腐や漢方の匂いの他に、
台湾の下水処理技術は、あまり進化していないので、側溝からの匂いがひどい。また、台中周辺に工事が多いため、大気汚染もひどいです。
台北のスタートアップが、
電気式のオートバイを作って普及に努めていますが、
それは良いですね。
大気汚染は早急に解決すべき課題です。
ついつい、短所ばかり書いてしまいました。
わたしは多分、台湾より以南のアジア諸国には、住めないと思います。
9ヶ月いての結論ですが、
わたしには台湾は肌に合いません。
たまに、旅行しに来るのにとどめようと、思います。
納得できない点 まとめ
・インフラが不十分
・虫
・大気汚染
・騒音
・匂い
・女性たちの甲高い声と
中国語特有のアクセントの
組み合わせ。
・不衛生
(屋台だと、よく髪の毛が料理に入っている。一度クッキーから髪の毛が出ていた時は、抗議しにいった、新しい品物を一箱まるまるくれたので、よしとする)
台北に比べたら、おそらく、南部、それも地方のほうが、インフラがととのっていないのでは…?と思います。
台湾に盲目的な日本人旅行者がいますが、台湾にも日本に盲目的で、絶賛しかしない人もいますから、お互いさまですね。
ちなみに、わたしは、ロシア人で慣れているので、平気ですが、台湾人の「あ?」という聞き返し方が嫌だと言う日本人は多い印象です。
いろいろ、書きましたが、料理は好みにあうものが多く、気に入っていますよ。人づきあいも、距離を保てばやっていけますし。