台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

2017年12月 考えていること

 最近のブログがただ、写真を載せて、ここへ行った、これを食べた、という至極単純なものになってしまっていることに対して、自戒も込めて、台湾生活を振り返ってみます。



2017年もそろそろ終わりますね。

わたしが台湾へ来て、はや9ヶ月。

耳にする中国語の意味がなんとなく、わかる時が増えました。

それでも、ほぼわからないんですが。

数字や簡単なことなら、話の流れで掴めるように。


ただ、未だに苦手なのは、女性たちのおしゃべり。


わたしの周りの台湾人は、トーンが高く、ソプラノの声を持ったひとばかりで、彼女らが昼休みにおしゃべりしているだけなのに、それが非常にストレスになっています。

対して、男性が喋る中国語は大丈夫。もともと、高低アクセントの日本語に対し、中国語は強弱アクセントの言語なので、とにかく怒鳴っている、もしくは、強く聴こえると感じるのは、当たり前なのです。


なるべく、中国語が聞きたくないために、仕事前は家にこもってしまうので、中国語の伸びは非常に遅いです。


音と匂いに昔から敏感で、そういう意味では、台湾は非常に生きづらい環境です。


まず、音に関して言うと、

人の話し声に加えて、

オートバイの騒音、

自動車のクラクション。

日本では、クラクションをむやみやたらに鳴らしてはいけない。と教習所で習いますが、台湾は御構い無し。うっかりよそ見をしていると、目の前でパーっと鳴らされます。


歩行者優先、

なんて言葉は存在しません。

我先にと。

信号無視も、かなりの確率で見かけます。


そして、ごみ収集車の音楽。

理由は台湾のゴミの捨て方にあります。


ごみ収集車は、毎日午後1時から6時頃まで、町中を大音量で

エリーゼのために

または、もう一つの定型音楽(曲名不明)を鳴らしながら走ります。


その音楽が聴こえたら、店の従業員や、うちの人がゴミをもって出て来て、自分で、ごみ収集車に放り投げなくてはいけないのです。


そのため、ごみ収集車は非常にゆっくり走りますし、うちの中にいても聴こえるように、大音量で流すのです。月曜日から土曜日まで、毎日、5時間、ずーっと、ずーっと聴こえます。今は、耳の中でずーっと流れていて、軽くノイローゼになりそうです。


わたしの中では、これは公害です。

まあ熱帯で、ゴミを外に出しておけば、たちまち異臭をはなちますから、仕方がないのですが…。


12月になった今でも、あちこちでゴキブリホが歩いていますから、信号を渡る時に、自転車で轢きそうになり、ヒヤッとすることもしばしば。


虫関連でいえば、蚊もまだ飛んでいます。今年は蚊に刺されの跡がたくさん残ってしまい、自分でも気持ちわるいです。




2つ目の匂いですが、

臭豆腐や漢方の匂いの他に、

台湾の下水処理技術は、あまり進化していないので、側溝からの匂いがひどい。また、台中周辺に工事が多いため、大気汚染もひどいです。


台北のスタートアップが、

電気式のオートバイを作って普及に努めていますが、

それは良いですね。

大気汚染は早急に解決すべき課題です。



ついつい、短所ばかり書いてしまいました。

わたしは多分、台湾より以南のアジア諸国には、住めないと思います。


9ヶ月いての結論ですが、

わたしには台湾は肌に合いません。


たまに、旅行しに来るのにとどめようと、思います。



納得できない点 まとめ


・インフラが不十分

・虫

・大気汚染

・騒音

・匂い

・女性たちの甲高い声と

     中国語特有のアクセントの

     組み合わせ。

・不衛生


(屋台だと、よく髪の毛が料理に入っている。一度クッキーから髪の毛が出ていた時は、抗議しにいった、新しい品物を一箱まるまるくれたので、よしとする)



台北に比べたら、おそらく、南部、それも地方のほうが、インフラがととのっていないのでは…?と思います。




台湾に盲目的な日本人旅行者がいますが、台湾にも日本に盲目的で、絶賛しかしない人もいますから、お互いさまですね。



ちなみに、わたしは、ロシア人で慣れているので、平気ですが、台湾人の「あ?」という聞き返し方が嫌だと言う日本人は多い印象です。




いろいろ、書きましたが、料理は好みにあうものが多く、気に入っていますよ。人づきあいも、距離を保てばやっていけますし。