台湾・彰化暮らし 2017

2017年4月〜2018年3月まで台湾・彰化暮らし。その後も何度か訪問。台湾生活記録です。

高山明氏「マクドナルド大学」のその後が気になる。

タイトルを見て、「?」と思う人は多いだろう。

今回は、台湾に全く関係ない記事。

台湾にくる前に高山明氏の講演会を東京・赤坂のドイツ文化センターで聞いた。

彼は、演劇的手法を用いて、街の中で様々なプロジェクトを仕掛けている人である。

非常に面白いことをいつもやっているので、時折、調べたりもしている。

 

その講演会では、北投や東京を舞台にした「ヘテロトピア」プロジェクト

についても触れていた。私は「台湾生まれ、日本語育ち」の温さんの

本をこの頃、夢中で読んでいたこともあり、

彼女も関わるこのプロジェクトに、とても興味を惹かれていた。

 

彼女はすでに様々なメディアで取り上げられているが、

大学生目線のこのインタビュー記事を紹介しておく。

www.univcoop.or.jp

ま、私も大学生だった頃に、この大学生協発行の「読書のいずみ」に関わり、

何度か作家の方々にインタビューさせてもらった思い出あるので、

思い入れの強い媒体である。

 

さて、話を戻そう。

Google検索で「マクドナルド大学」と入れると、本家のページ

ハンバーガー大学・・・)が出てきてしまうので、

マクドナルド大学 難民」と検索してほしい。

そう、これは難民を絡めた一大プロジェクトなのだ。

詳しくは公式HP 「PortB」

portb.net

と日本語ではなくDeutsch と English のみだがこちらに授業内容など

詳細がのっている。かなりセンスのいいページだから、消えないでほしいな。

www.mru.global

 

ドイツを中心に、難民が辿った道上にある、

マクドナルド」をキャンパスに、

難民が「教授・講師」として「大学講義」を行うという形を取っている。

中には、本当に本国で大学教授だった人もいるというから、

中身は質の高いものだったのだろう。

すでに2017年に終わっているので、実際にどうだったのかは

わからない。なぜマクドナルドが舞台なのかというと、

貧しい人でも、誰でも気軽に入れて、そこで一日中を過ごすという

マクドナルド難民」と絡めてだろう。

なぜ今更こんなことを書いているのかというと、

これがちょうど昨年の今ごろ、3月2日から26日まで、行われたからである。

個人的な振り返り。

 

COURRIER 期間限定(2017年6月14日までの記事)をここに載せておく。

もうネット上からは見られないからね。

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*2枚目には私のメモがあるが、気にしないでほしい。「ドクメンタ」に行きたくて

しょうがなかったのだ。結局、前年に行くという空回り感。