2021年3月11日 - 東日本大震災から10年 -
1日遅れてしまいましたが、
2021年3月11日で未曾有の大震災から10年の月日が経ちました。
このブログをはじめたときは2017年で、
すでに6年が経過していました。
私は日本にいることが少なく、2018年は台湾にいたはずなのですが
何をしていたのかもう覚えていません。
きっと忙しく働いていたのでしょう。
海外にいるときは、教会のミサに足を運んでいましたが、
毎回、この震災に触れてくださっていました。
ドイツの教会で聞いたときは感激しました。
さて、台湾の蔡英文さんは3月11日の、
まさに大地震がおきた14時46分に追悼と共に未来への希望をツイートされています。
https://twitter.com/iingwen/status/1369887350109605891?s=20
皮肉なもので、10年の節目にはまた大きな余震が起き、
さらには Covid-19のパンデミックという、悲しいこと続きです。
それでも、私は台湾の暖かいメッセージや義援金などに励まされています。
例えば台湾からの救援隊が3日後に日本入りし、
炊き出しに回っていたという事実は、実は知らなくて、こちらの記事で知りました。
しかも現金配布まで!
彼らは、夜が明ける前に東京を出発し、茨城県大洗町、岩手県大船渡・陸前高田市、宮城県石巻・気仙沼市など被害の甚大な場所に赴いて、気温が10度を下回る中、カレーライス、焼きビーフン、豚汁、みそ汁などの炊き出しを行った。
世の中には、募金詐欺なんてひどいものもあるので、
街頭の募金箱などは義心難儀になってしまい、とてもできませんが、
台湾の募金は透明性が高かったと記事にありました。
募金する側もスムーズに、安全に、信頼できる方法で募金できる
システムづくりも優れていたのだと感心しました。
(昨年のマスク配布システムにも踏襲されている?)
10年の節目で、あらためてエピソードを再共有することは大切です。
小さくて記憶がなかった人たちや、私のように記憶が薄れてしまった人に
どんどん届けてほしい。
そして、次の世代へ、未来へ、防災意識を高め準備しなければならないと思います。
10年後の2031年、世界はどうなっているでしょうか?
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台湾でもいろいろな行事が行われるようです。
台湾交流協会を見ると、エピソード募集中だそうです。
【徵文活動】東日本大地震日台友情故事~請與我們分享您的動人回憶~ #我的311 #日台友情
311十周年 東北友情特展
【参考】
・「東日本大震災:台湾からの支援、台湾への感謝」
コラム(日台交流の現場から)より(財)交流協会台北事務所 総務部長 堤 尚広
https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2011/5/05-07.pdf
・ハフポスト・ジャパン