彰化最大の夜市「精誠夜市」(Jingcheng Night Market)
大晦日の前の晩、12月30日に彰化最大の夜市「精誠夜市」へ行ってきたのでレポートします!
久しぶりの、彰化関連記事です。
こちらは駅からちょっと離れているので、タクシーで行くといいですね。
わたしは台湾人の学生たちにオートバイの後ろに乗っけてもらいました。
駅からタクシーで行っても、だいたい片道100元(約400円くらい)ですむと
思います。
この夜市、なぜ、「精誠夜市」(Jingcheng Night Market)
という名前なのかというと、
精誠中学・高等学校のとなりの大きな敷地にあるから
なんです。一度、なにもやっていない時にここを通ったことがあるのですが、
見た目は車が一台も止まっていない、駐車場でした。
ちなみに、この精誠中学・高等学校は、台湾で大ヒットした映画
「あの頃、君を追いかけた(原題:那些年)」
のロケ地でもあるのです!!!!
台湾地震の起きた199年。
ドラマではよく出てくる題材。青春時代を思い出し、台湾人の多くが、涙したと言われています。日本でも公開されましたし、DVDも出ています。このブログの元になった作者の出身地が「彰化」なので、映画のロケ地巡りをしても面白いと思います。
サントラおすすめです。iTuneにもアリ。このエンディングで 流れる胡夏が歌う「那些年」がまたセンチメンタルで良いのです。ぜひ聞いてみてください。
あの頃、君を追いかけた(那些年,我們一起追的女孩) 台湾映画OST (韓国版)
- アーティスト: サウンドトラック,陳妍希,黄舒駿(ウォン・シュージュン),胡夏(フー・シァ),柯震東(コー・チェントン),林育羣(リン・ユーチュン)
- 出版社/メーカー: Sony Music (KR)
- 発売日: 2012/09/04
- メディア: CD
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さてさて、肝心の夜市なのですが、カメラも携帯電話も家に置いてくる!という失態を犯し・・・写真が一枚もありません。すみません!文字で書いていきます。
まず、驚くのが、食べ物だけでなく、服から電気製品、ゲームなどなど色々売っていることです。イメージとしては、日本のお祭りの屋台と、ドイツの移動遊園地、ゲームセンターが混ざった感じです。
ゴーカートまでありました。なんだこれ笑
わたしはまず、麻雀のコマの絵柄を合わせて行くゲームに挑戦。裏返しにした駒を15個選び、ビンゴになったら景品がもらえるというシンプルなルール。しかし、それでも最初はルールがわからず、学生となんやかんや話していたら、一人の青年が話しかけてくれました。なんとその彼女が日本人で、ルールをすんなり把握できました。
うっかり名前を聞きそびれてしまったのですが、彼女はワーホリで員林(ユエンリン、彰化の一駅となりの街)に彼氏と住んでおり、朝ごはん屋さんを一緒にやっているそうです!ぜひ行ってみたい!
けれど、店名も聞きそびれ・・・。
なんとか探し出して、滞在中に行きたいです。
さて、ゲームですが、わたしは5回ほどリーチになったものの、ビンゴまでは行き着かず。リーチになると、さらに5つのコマをとって、そこでビンゴになれば、もう1回無料でゲームができるという仕組みでした。
5回ほどリーチになったうち、3回くらいビンゴになったので、わたしは3回無料でゲームができました。となりの学生は一度もリーチにもならず、わたしだけ延々、ゲームしていたのでちょっと悪かったかな?簡単ですが、結構夢中になってしまいました。
それから、ぶらぶら。
まず、飲み物を買いました。
「紅豆沙牛奶」
日本語で「小豆あずき牛乳」
「沙」はシェイクという意味だそうです。
氷が入ってしゃりしゃりしていました。でもちょっと肌寒かったので冷えました。一緒に行った女の子は、「西瓜牛乳」を頼んでいたのですが、店の人に
「西瓜は体を冷やすからだめ!バナナにしなさい!」
と言われて、結局バナナ牛乳を買っていました。
台湾では「女の子は体を冷やしちゃいけない!」という人が多く、店のひとがお節介にも、アドバイスしてくれます。コンビニでも、冷えていない飲料を別に置いているところも多く、体を冷やす食材と、そうでない食材を、若い子でも把握している人が多い印象です。
そのあと、
ピアスやアクセサリーを売っているのを眺めたり(目玉焼きのピアスが気になりましたが、made in koreaだったのと、ちょっと高いかな?と思って諦めました。250元だったから、日本では普通ですね)
たこ焼き(日本のとは違います。かなり油で揚げてあるので、油揚げボールみたいな感じ。ワサビが入ったものを勧められて食べました。ツーンときましたが、お美味しかったです!)
臭豆腐(チョウドウフ)
おなじみ、臭いですが美味しい揚げ豆腐!
台湾人は「ここのは普通です」と言っていましたが、
前に食べたところよりも美味しく感じました。
皮がいかに「サクサク」であるか!がポイントみたいです。
地瓜球(お芋の揚げボール)
これを初めて見た時は、日本語訳が思いつかず、
「日本にはありません!」と断言してしまいましたが・・・・
帰って検索してみると、「お芋の揚げボール」として
なんとクックパッドにもレシピが載っていました!
検索結果:
結構パクパクいけちゃうサイズとお味でした。
「サツマイモボール」として紹介しているページも見つけました。
1年近く、台湾にいるのに、やはり夜市などに来ないと知らない食べ物はたくさんありますね。こういうスナック系のお菓子や油で揚げた食べ物が多いので、わたしの好みに合わないことも多いのですが、おやつ感覚で食べられるので、これは好きな部類でした。
ステーキの屋台もあって、外に出ている簡易テーブルで、みんながちゃんとしたステーキプレートの牛肉ステーキを食べている様子はなかなか面白かったです。店で食べるより、夜市の方が安いので、ステーキ目的で夜市へ来る人もいるようです。
台湾人は牛肉が好きな人が多い気がします。
牛肉ステーキは「牛排」です。
そうそう、輪投げもやりました。
輪っかがかかると、その場で景品がもらえます。
わたしは偶然にも犬のキーホルダーにかかって、もらいました。ビールやワイン、ドリンク類からぬいぐるみまで色々ありました。くまモンを狙ったのですが、難しかったです。
ゲームセンターにあるような、クレーンゲームもありました。台湾人によると、夜市などにあるクレーンゲームはクレーンの力が弱くて、まず取れないと言っていました。商売ですからねぇ。
セリが行われているブースもありました。
商品が並べられて、集まった人が番号を書いて・・・・オークションなのか、どうなのかはっきりわかりませんでしたが、見た感じはそうでした。
私たちは19:30ころ行きましたが、すでにすごい賑わいでした。
21:30ころ、帰途につきましたが、まだまだ人は増えそうな勢いでした。
子供連れの家族もたくさんいました。
深夜の1時までやっているので、存分に楽しめます。台湾人は宵っ張りです。しかし、大人も子供に戻って、ゴーカートやらゲームで楽しんでいるのをみて、夜市はみんなが子供に戻れる場所なのかな、とも思いました。
皆さんも彰化に来た際には、ぜひ行ってみてください!
精誠夜市:Impression
住所:彰化縣彰化市林森路精誠路200號(精誠中學となり)
営業時間:毎週、水曜日、金曜日、土曜日の18:00から深夜1:00まで
戦利品:輪投げがうまくかかった「犬のキーホルダー」です。
入れ物は貯金箱になっています。
表情と後ろ姿。