新海誠展(台北)No. 2
前回の記事が、画像で長くなってしまったので、
「君の名は。」部分は続けて、こちらの記事に分けて書きます。
前回の記事はこちら
hidatakayama-maria.hatenadiary.jp
展示詳細
【期間】2017年12月22日~2018年3月18日
【場所】華山1914文創園区
【開館時間】10:00~18:00(入場・チケット販売は閉場30分前まで)
Facebook特設ページ
https://www.facebook.com/pg/shinkaimakototen/posts/?ref=page_internal
さて続きです。
会場の様子。
あちこちから、歌い声が聞こえます。
新海誠監督の話もこうして、中国語に訳されて、キャプションが付いていました。
葉っぱが流れる短いシーンにも、細かく指示が。
宮水神社の巫女舞についてのキャプション。
歌舞伎役者の中村壱太郎さんの名前が見えます。
続いて絵コンテ。
映像をそのまま、キャプション撮って、絵コンテに組み込んでいるんですね。
「鈴を振りながら下ろす姉妹。分裂する彗星を示唆する舞です」
とあります。そういう意味だったんですね!知らなかった。
パネルもありました。
この右手に扉があり、中で映像をみられるようになっていました。
ただし、ちょっとしょぼかったかな。空間が広いのに、映像が小さいので、
あまり映像に引き込まれる感じがしなかったのです。
まず、洞窟らしきところで、映像をみます。
それから外に移動して、カタワレ時の映像。
(映像は撮影禁止だったので、なし)
で、わたしの好きなシーンの絵が!
予告でも出てきましたよね、瀧くんが「バカ」。三葉が「アホ」と書いている場面。
階段を降りて、最後の部屋に、監督の別のCMなどの作品説明。
そして、大きな画面での映像。
主人公たちが、それぞれ名前を呼びあったり、
編集が素敵でした。
最後の「この世界が好きだと思う」というのも、グッときました。
図録でみた監督の言葉に、
「三葉のような「東京や〜」という感じではなく、
淀んでいるなと感じた」とありました。
そりゃそうですよね。長野の空気の綺麗な街にいたら、東京の空気は淀んでいる。
それでも、美しい景色を探すうちに、東京の空の方が広いと知った。
アニメーションで、現実をより美化して描いている。と。
アニメーションで美しさを知って、改めて、現実に戻ると、
新しい視点が得られる。あ、東京も美しい部分があるんだな、と気づく。
わたしは台湾も「臭い」「暑さ」などの不満点を除けば、
美しい光景はいたるところにあるなあと、思っています。
だから、台湾映画や、ただ映像をみていれば、
「台湾、素敵!」「行きたい!」となるのでしょう。
残り2ヶ月の台湾滞在になりましたが、
「美しい風景」を自分なりに探して行きたいと思います。
新海監督の言葉に、改めて、「世の中の見方」を教わった気がします。
お土産売り場
ありがとうございました!